Go to a hill 2016 3 20

 核兵器開発疑惑による経済制裁が解除されて、
イランから「ペルシャじゅうたん」が輸入できるようになると言われています。
 私も、「ペルシャじゅうたん」のデザインを眺めるのが好きです。
日本でも「ペルシャじゅうたん」の展示が始まるかもしれません。
 さて、日本では、核問題による経済制裁が解除されたイランに関するニュースは、
「やっと平和がやってきた」というような平和を象徴する報道になっています。
 確かに、イランとの貿易は魅力的なものとなるでしょう。
しかしながら、これが危機の始まりとなるのです。
 イランと敵対するサウジアラビアから見れば、
このようなニュースは、「不愉快だ」と思います。
 サウジアラビアとしては、
原油の決済通貨をドルにすることで、
長年、アメリカに対して忠誠心を示してきたのに、
このようなニュースを目にすると、
「アメリカに裏切られた。アメリカがイランに行ってしまった」と思いたくなります。
 サウジアラビアが、原油の決済通貨をドルから他の通貨にしてしまえば、
ドルは、基軸通貨から転落します。
 もちろん、通貨の流通量を考えれば、
基軸通貨は、ドル以外には考えられません。
 しかし、原油の決済通貨は、徐々に、ドル以外の通貨が増えてくるでしょう。
そして、アメリカ国債の売れ行きが徐々に悪くなるでしょう。
 こうした「アメリカの浮気」に、
チャンスと見た中国やロシアがサウジアラビアに入ってくるでしょう。
 ところで、日本では、ハルマゲドンとは「大惨事」のことを連想するでしょうが、
これは、間違いです。
 ハルマゲドンとは、中東にある「地名」のことです。
ある日になると、ハルマゲドンという土地に王たちの軍隊が集められ、
そこで、世界最終戦争が繰り広げられるのです。
そして、現文明は終わり、新しい文明へ移転します。











































































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